大口投資家の皆様
Step.2 ETFの買い方

ETFの買い方|ETFはどうやって買うの?

「このETFを買いたい!」と思ったら、まず何から始めればいいの?どうすればETFを買えるの?
\ お答えします /
  1. ETFを買うためには、証券会社で口座を開設する必要があります
  2. 口座に入金したあと、取引画面から買いたいETFを選び、数量や価格などを指定して注文を出すと、ETFを購入できます
  3. ETFを売るときも、買うときと同じように数量や価格を指定して注文を出します
  4. ETFを売買する主な方法に「指値注文」「成行注文」があります

ETFを買えるのは証券会社だけ。まずは口座開設

ETFを買える金融機関は証券会社のみです。銀行や郵便局などでは、一般的な投資信託は買えますが、ETFは取り扱っていません。日本の証券会社であれば、基本的には東京証券取引所に上場しているすべてのETFを買うことができます。

ETFを買うために最初にすることは「口座開設」です。証券会社に口座開設を申し込む際には、以下の書類などが必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、住民票の写しなど)
  • マイナンバー確認書類
  • 入金先金融機関の本人名義の口座情報

口座開設の申し込みから、実際に口座が開設されるまでは数日程度かかる場合があります。詳細については証券会社のホームページなどでご確認ください。

口座が開設できたら、ETFを買うのに必要なお金を口座に入金すれば準備完了です。

買いたいETFを選んで「注文」を行う

ETFを売買できるのは、東京証券取引所の営業時間にあたる平日の9時~11時30分と、12時30分~15時です。一般的な投資信託とは異なり、日々刻々と変化する値動きを見ながら売買できるのがETFの特徴です。株式投資の経験がある方なら、「株式と同じ手順でETFを売買できる」と考えるとわかりやすいでしょう。

証券会社のオンライン取引の場合、ETFを買う一般的な手順は以下の通りです。

  • 買いたいETFを一覧から選ぶ
  • 買いたい「口数(株数)」を入力する
  • 「指値注文」「成行注文」などの注文方法を選び、指値注文の場合は買いたい金額を入力する
  • 入力後、注文確認画面を経て注文を行う

ETFを売る手順も、買うときと同じ

保有しているETFを売るときの手順は、買うときとほぼ同じです。

  • 売りたいETFを、保有しているETFの中から選ぶ
  • 売りたい「口数(株数)」を入力する
  • 注文方法を選び、指値注文の場合は売りたい金額を入力する
  • 入力後、注文確認画面を経て注文を行う

指値注文と成行注文のメリット・デメリット

ETFを売買する際の主な注文方法に、「指値注文」と「成行注文」があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットは以下の通りです。

指値注文 成行注文
どんな注文方法? 売買したい価格を指定して注文する 価格を指定せずに注文する
メリット 希望する価格で売買できる。「安く買いたい」「高く売りたい」という希望に添った売買をしやすい 成行注文は指値注文より優先されるため、売買が成立しやすい
デメリット 指定した価格が実際のETFの価格とかけ離れていると、売買が成立しない場合がある 売買が成立する価格が事前にわからず、想定より高い価格で買ってしまう場合もある

ETFを「価格にかかわらず、今すぐ確実に買いたい」場合は成行注文を、「この価格でなければ買いたくない」場合は指値注文を選びましょう。


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