格言の意味|相場は急には止まれない
相場には勢いというものがあります。経済環境や指標をみて「もう株価が上がるはずがない」と思ったとしても、予想に反してさらに上がり続けることがあります。株式以外の相場についても同様で、2008年ごろの原油価格や2017年ごろのビットコイン価格の急騰・急落は非常に激しいものでした。
しかしどんどん上昇した株価もいつかは上昇が止まり、下落するものです。逆もまた然りです。そうして「行き過ぎ」は解消されることを知っておきましょう。
格言から学ぶこと|「行き過ぎ」は予測が難しいもの
事後的に「あのときの株価は異常だった」と結果論を語るのは簡単です。しかし実際にそのような場面に遭遇したときに、株価水準について割高、割安と冷静に判断するのは結構難しいものです。
格言を投資に生かす|時間分散しよう
だから時間分散をして投資する手法(積立投資)が有効なのです。
定期的に一定額を投資する積立投資なら株価が安いときにたくさんの数量を買付け、高いときには少ない数量しか買付けないので、買付単価を安定させることができます。
最近はつみたてNISAやiDeCoなど、新しい制度も整ってきています。
そのような制度も活用して積立投資を始めてはいかがでしょうか。
時間分散
タイミングを複数回に分けて買付けることで、買付単価が安定します。
つみたてNISA
少額からの長期・積立・分散投資を支援する非課税制度で、2018年にスタートしました。
iDeCo
私的年金制度の1つで、2017年から公務員や企業型年金に加入している会社員、専業主婦も加入できるようになりました。