社長あいさつ


このたび、大和アセットマネジメントの代表取締役社長に就任いたしました佐野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
当社は1959年に大和証券グループの中核資産運用会社として設立されて以来、我が国の資産運用業界の発展とともに歩んでまいりました。この間、皆様からご愛顧賜り、現在では国内トップクラスの運用資産をお預かりするに至っております。
2024年の新NISA制度を機に、個人投資家の皆さまの資産形成への関心が一段と高まっています。このような状況の中、当社はドラッカー研究所と連携した無形資産に着目するファンドや、日本初の米国プライベート・クレジットを投資対象とする公募投資信託の開発、JPXプライム150指数連動ETFなど、独自性と先進性を兼ね備えた商品を提供し、お客さまの多様化するニーズにお応えしています。
2024年10月には、日本有数のアセットオーナーであるかんぽ生命との資本業務提携を開始し、オルタナティブ分野を含む投資顧問ビジネスにも本格参入いたしました。そして、2025年3月には三井物産とも資本業務提携を結び、同社のオルタナティブ運用子会社を当社グループに迎え入れ、新たに「大和かんぽオルタナティブインベストメンツ」としてスタートする予定です。こうした取り組みを通じて、運用のさらなる高度化を図り、機関投資家・個人投資家の皆さまにより一層魅力ある商品・サービスを提供してまいります。
また、今後もインベストメントチェーン全体を意識したスチュワードシップ活動の推進や、徹底したプロダクト・ガバナンス、金融経済教育を通じた社会全体の金融リテラシーの向上に取り組み、資産運用立国の実現に向けた役割を積極的に果たしてまいります。
これからも「All Challenges for All Investors(“未来へ挑み続ける地球上のすべて=Investors”にチャンスを)」というビジョンのもと、皆さまの信頼に応えられるよう、社員一丸となって取り組んでまいります。引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
2025年4月吉日
代表取締役社長
佐野 径