小売業A社
地方展開を主とする
食品ディスカウントストア
課題
人件費を中心とした
コストコントロールに対する意識の低さ
コストコントロールに対する意識の低さ
成長のための
出店体制整備の遅れ
出店体制整備の遅れ
救済型買収や
多角化による
経営資源の浪費
多角化による
経営資源の浪費
提案内容
人員の適正化
ビジネスモデルの
強化等に繋がらない
買収や新規事業の停止
強化等に繋がらない
買収や新規事業の停止
大株主の保有比率
の引き下げ
の引き下げ
エンゲージメント実績
※主要実績のみ
2017
~2018
~2018
❶ 社長との対話
- 大和
- コスト構造の弱体化が見られ、要員コントロールや買収企業や新規事業対する見直しを提案
- 会社
- 提案事項に対する指摘は課題だと理解しており、対策に向けて着手しているとの回答
2020
❷ 社長との対話&エンゲージメントレター送付
- 大和
-
労働生産性の悪化や面積当たりの売上効率の停滞に改善がみられず、買収企業や新規事業の収益化が遅々として進捗しなかった。コスト構造や店舗構造などの面で当時の経営判断が誤りであった点を指摘
その上で、出店体制の整備、赤字事業の見直し、多角化ではなく本業強化にリソースを傾けることを要請
- 会社
- 提案事項に対する指摘は課題だと理解しており、対策に向けて着手しているとの回答
2021
~2022
~2022
❸ 社長との対話&エンゲージメントレター送付
- 会社
- 新規事業の戦略を見直し、「成長」から「現状維持」への方針転換を表明
2023
❹ 社長との対話
- 大和
- 大和アセットマネジメントの提案に沿って、出店強化の体制整備は進んだ。さらに、オペレーションセンターを中心としたドミナント出店と適正な人員配置・戦略の実行を要請
- 会社
- 今後はドミナント出店に対しても意識していく考えが示された
エンゲージメント実績と株価推移
2016年末〜2023年末
※主要実績のみ
A社へのエンゲージメントレター抜粋(2021年)
改善すべき課題を定性、定量両面から分析し、企業経営者と共有。
課題の指摘だけでなく、当該企業が目指すべき水準、選択すべき施策についても共有する。
【論点】筋肉質な収益構造に向けての対話
①収益構造に対する見解と他社の視点
②収益構造の改善に向けた経営面での課題
③収益構造の分析から取り組むべき課題と改善策
④優良企業の人財と出店戦略
(コスモス薬品、ベルク、ハローズ)