ESGインテグレーション

企業などのESG課題に対する取り組みを、中長期的な成長力拡大とリスク低減の両面につながるものと捉え、投資判断に活用しています。

ファンド運用プロセス

インハウスのESGスコア

企業のESGに関するリスクや機会を多面的に捉え投資判断などに活用する目的で、
当社では独自のESGスコアを算出しています。

インハウスのESGスコア

ドラッカー研究所スコア

財務・非財務(ESG含む)情報に関わらず、
経営基盤として企業が保有する価値創出源でありながら
測定が難しい「ミエナイチカラ」を測定。

ピーターF.ドラッカーは20世紀を代表する経営学者です。「20世紀最大の哲人」「マネジメントの父」などと称され、多くの経営者が影響を受けています。ドラッカー研究所はドラッカーのアイデアと理想を受け継ぎ、米国クレアモント大学院大学に設立された研究機関です。ドラッカーの哲学を広めるとともに、ドラッカーの提唱する基本原則の定量化(スコア化)を実施しています。

ドラッカー研究所スコアは、従業員エンゲージメントやイノベーションなど財務諸表では把握できない無形資産を定量的に捉え、真の成長企業の発掘を目的としています。

ドラッカー研究所スコアモデル

各資産の取り組み

当社のESG投資方針を踏まえ、各資産においてもESGなどサステナビリティを重視した取り組みを行います。

■株式

株式
  • 企業のサステナビリティに関する取り組みを中長期的な成長力拡大とリスク低減の両面につながるものと捉え、財務情報のみならず非財務情報も活用することで、投資先企業価値の分析・評価を行います。
  • 建設的な対話を通じて、投資先企業が抱える経営課題や課題解決への取り組みを共有するとともに、中長期的価値やサステナビリティの向上を促します。
  • 議決権行使においては、株主総会議案が当該企業の中長期的価値やサステナビリティの向上につながるかを精査し、建設的な対話や当該企業の実情も踏まえたうえで総合的に判断します。

■債券

債券
  • 企業等のサステナビリティに関する取り組みを債券価格のダウンサイドリスク抑制などにつながるものと捉え、財務情報のみならず非財務情報も活用することで、発行体企業等の分析・評価を行います。
  • 建設的な対話を通じて、発行体企業等が抱える経営課題や課題解決への取り組みを共有するとともに、サステナビリティの向上を促します。

■非アクティブ運用
(インデックス、ルール運用 等)

パッシブ
  • 当社の定めるESGインデックスファンドのみならず一般的なインデックスファンドについても、連動を目指す指数を提供している指数ベンダーとの対話を行い、指数構築ルールへのサステナビリティ要素の考慮、高い透明性の確保、情報開示を促していきます。
  • アクティブ運用に比べてインデックス、ルール運用といった非アクティブ運用においては、一般的に保有期間が長期となり投資証券の売却が制限されることから、投資先企業等との建設的な対話がより一層重要となると認識しています。
  • 建設的な対話を通じて、投資先企業等が抱える経営課題や課題解決への取り組みを共有するとともに、中長期的価値やサステナビリティの向上を促します。その際、アクティブ運用の投資対象に限定することなく、より多くの企業等と対話を行えるよう体制の整備を行ってまいります。
  • 議決権行使においては、株主総会議案が当該企業の中長期的価値やサステナビリティの向上につながるかを精査し、建設的な対話や当該企業の実情も踏まえたうえで総合的に判断します。

■外部委託運用

外部委託運用
  • 運用委託先の初回デューデリジェンスにおいては、ESGに関する社内体制やポリシー、各種イニシアティブとの連携などを確認します。
  • ファンド設定後も継続デューデリジェンスなど定期レビューを行い、サステナビリティに関する問題について意見交換を行い委託先の方針などを確認します。
  • ESGファンドを中心に企業等との建設的な対話や議決権行使の状況について定期的に意見交換を実施します。

当社のESGファンド

当社のESGファンドをご紹介します