アンダーパー

債券などで、価格が額面(通常100円で示される)を下回る状態をいいます。

債券は償還時期(満期でお金が戻ってくる時期)まで保有すれば、額面で戻ってきますが、償還まで保有せず売却することも可能です。
その際、額面以上で売買されることもあれば、額面以下で売買されることもあります。

アンダーパーとなる一例

= 金利水準の変化による場合・・・金利リスク =
市場の金利水準が上昇し、保有する債券の利率は魅力が薄れてきたとします。そのような環境下で売却しようとすると、買い手は実勢の金利水準並みの利回り(利率+償還差益)が実現できる価格を期待することから、額面では売却できずアンダーパーでの取引となることがあります。

= 信用力の変化による場合・・・信用リスク =
債券の発行体(債券を発行した国や企業等)の財務状況が悪化すると、利払いが滞ったり額面通り戻らない可能性を投資家が心配するようになります。そうすると転売しようとしても買い手が警戒するので、売却価格がアンダーパーとなってしまうことがあります。

逆に額面を上回る価格の状態を、オーバーパーといいます。パーとは、ゴルフ同様にプラスマイナスゼロの状態、つまり額面と価格が同じ状態をいいます。

関連項目

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