ナンピン(難平)買い

買った株式や投資信託などが下落した場合に、買い付けコスト(=損益分岐点)を引き下げることを目的に、さらに買い付けることです。ナン(難)=損を平均することからナンピン(難平)といいます。

| ナンピン買いの例 |
※申込手数料等を考慮していません。(*)

当初:Aファンド 基準価額が1万口当り9,000円のとき
  • 100万口を購入
    → 平均買い付けコスト:1万口当り9,000円
その後:Aファンド 基準価額が1万口当り8,000円に下落
  • 50万口追加購入
    → 平均買い付けコスト:1万口当り8,666円
  • 100万口追加購入
    → 平均買い付けコスト:1万口当り8,500円
  • 200万口追加購入
    → 平均買い付けコスト:1万口当り8,333円

* 上記はナンピン買いの考え方を説明するための一例です。簡素化するために申込手数料等を考慮していません。

ナンピン買いの留意点

平均買い付けコストを引き下げることで、基準価額が上昇した場合に利益が出やすくなることを期待して行なうものです。
しかし、基準価額がさらに下落することもあり、そうすると含み損が増えることになります。利益の確保が保障される手法ではありません。

数回に渡ってナンピン買いをする際は、資金を手元に残しておくことが必要です。基準価額が上昇に転じるまでは保有を継続することになるので、あくまでも余裕資金で行なうことが大切です。

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