額面(株式)

2001年10月の商法改正で廃止されるまで、株式にも額面がありました。額面が50円の場合は、会社を設立して株式を発行した時、投資家が1株あたり50円を支払って株式を購入したことを示していました。

額面金額は、20円、50円、500円、50000円の4種類がありました。
商法が規定する額面の単位(最低限度)が改正された際、法の施行前に設立された会社は適用されず以前の額面のままであったため、さまざまな額面の株式が混在することになりました。

額面株式が廃止されすべて「無額面株式」に統一されたのは、以下のような理由から「額面」そのものの意義がなくなったことによります。

  • 額面金額で株式を発行して資金を集める「額面増資」が姿を消し、時価で発行する「時価発行増資」が主流になったこと
  • そもそも株価は1株についた値段なので、額面がいくらでも、株価の変動要因にはならないこと
  • 配当も1株についていくらという形で行われるため、配当される金額も変わらないこと
  • 欧米では無額面株式が主流となっていたこと

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