プット・オプション

オプション取引において、原資産(オプションの対象の資産、例えば株価指数先物や債券先物、現物株式、為替など)を、取り決めた価格で「売り付ける権利」をプット・オプションといいます。一方、取り決めた価格で「買い付ける権利」を、コール・オプションといいます。

  • ~例 ○○株式指数先物のプット・オプション~
    • 売買の別:買い
    • 権利の行使価格:10,000円
    • オプション料(プレミアム=価格):100円
    • 売買枚数:1枚
  • 権利行使日の先物価格(清算価格)が11,000円の場合
    → 売り付けの権利を「放棄」します。
    取引結果:オプション料分の100円のマイナス。
  • 権利行使日の先物価格(清算価格)が9,000円の場合
    → 10,000円で売り付ける権利を「行使」します。
    → 差額(1,000円)を受け取ります。
    取引結果:オプション料として支払った100円を引いた900円のプラス。

※上記は手数料や税金等を考慮していません。実際の損益とは異なります。

権利行使日まで保有する必要はなく、途中でプット・オプションを転売することも可能です。この場合市場で決まったオプション価格での売却となります。

プット・オプションの売り手は、オプション料を手にすることができますが、買い手に権利行使をされた場合は、それに応じなければなりません。権利行使日に権利行使がなかった場合は、プット・オプションの売却時に得たオプション料が売り手の利益となります。

関連項目

※情報提供を目的として大和アセットマネジメント株式会社が作成したものです。
※各種の信頼できる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。

  • 当サイトは大和アセットマネジメント株式会社が情報提供を目的として作成したものです。特定ファンドのご購入にあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)」の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。
  • 投資信託は預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は投資者保護基金の対象ではありません。
  • 当サイトは信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。また、税金、手数料等を考慮しておりませんので、投資者の皆さまの実質的な投資成果を示すものではありません。記載内容は資料作成時点のものであり、予告なく変更されることがあります。
  • 分配金額は収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。