FinTech(フィンテック)

FinTech(フィンテック)とは、金融を意味する”Finance”と技術を意味する”Technology”を合わせて作られた造語です。IT技術と金融が融合することで、既存の金融ビジネスが飛躍的に進化するといわれています。

FinTech関連ビジネスは、金融サービスに対する顧客ニーズの高まりに対して、IT技術の活用によって応えようとした動きから誕生しました。スマートフォンの普及とAI(人工知能)の発達を背景に、そのビジネスの裾野は急速に広がっています。

FinTechをめぐる動き

2000年代後半、欧米でITベンチャー企業の金融業界進出が相次ぎ、FinTech関連企業が多数誕生しました。スマートフォンやインターネット、AIを駆使した新しい金融サービスが注目を集め、FinTechの波は急速に広がりました。

日本でも2014年頃から、金融業界だけでなく一般的なメディア報道でも取り上げられることが増え、2015年10月には経済産業省がFinTech研究会を開き、関連政策を検討するなど、官民ともにFinTechへの取り組みを進めています。

FinTechを活用した具体例

IT技術の進展により部品などの小型化が進み、スマートフォンに小型端末を接続するだけでクレジットカード決済を行なえるシステムが登場しています。 手元のスマートフォンに接続するだけでクレジットカード決済を行なえるので、導入コストの低下やイベント販売など店外での利用が可能となり、より多様な場面でのクレジットカード決済が可能となっています。

FinTechの今後の課題

金融サービスは、基本的に個人の資産、家計に関わるサービスであるため、厳密な個人情報の管理が求められます。
IT技術との連携でさまざまなサービスが登場する一方、個人の資産情報がひとつのサービスに集中する場合もあり、その漏洩リスクが懸念されています。 IT技術の発展で情報セキュリティが向上した一面もある一方、情報セキュリティのさらなる向上は依然FinTechの課題のひとつとなっています。

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