5.リスクと上手に付き合うには

3つのコツを押さえることで、リスクを軽減することができます。

1.分散投資 ~資産の分散~

投資の世界には「卵は1つのかごに盛るな」という有名なことわざがあります。卵を運ぶとき、持っている全てを1つのかごに入れてはならないという意味です。

投資の資金も1つの資産にまとめて投資せず、値動きの異なるさまざまな種類の資産に分散して投資すると、リスクも分散し、安定性が増します。

分散投資

2.積立投資 ~時間の分散~

一度に全額を投資するのではなく、何回かに分けて投資することで購入価格が安定し、リスクの軽減が期待できます。その方法の1つとして「積立投資(ドル・コスト平均法)」があります。

3.長期投資

市場は、短期間でみると一時的な要因により大きく変動することがありますが、長期間ではこの変動リスクが小さくなる傾向があります。

(参考)積立投資(ドル・コスト平均法)とは?

ドル・コスト平均法とは、購入価格を平準化し、高い時に買い過ぎたり、安い時に
買い損ねたりすることを避けるための投資方法です。
ドル・コスト平均法での買い方は、投資信託の積立投資で行なうことができます。長い時間をかけてじっくり資産形成をしたいという場合に向いている投資の方法です。

ドルコスト平均法