サクっと読める投資コラム

「時価総額」をキーワードに読み解く
インデックスファンドの違い

  • 最終更新日

    2025年12月23日

このコラムでわかること

時価総額は企業規模のランキングとして示されるだけではなく、TOPIXなどの株価指数の算出にも使われています。どのように株価指数が計算されているかを知ることで、インデックスファンドの特徴も理解しやすくなります。本コラムで時価総額の基本を押さえ、あなたらしい投資判断につなげてみませんか?

そもそも株価指数って何?という方はこちら

時価総額って何?

時価総額は企業の市場価値を示す指標で、下記の計算式で求められます。

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株価は投資家の需要と供給で日々変動しますが、背景には様々な要因があり、その中のひとつに企業の業績や将来性なども含まれます。
株価に企業の発行した株式数をかけることで、企業の市場価値である時価総額を示すことができます。

企業を測る「時価総額」と
市場を測る「株価指数」

「時価総額」で個別企業の市場価値を捉えることができるとわかりましたが、複数の企業の市場価値や値動きを捉えるためには「株価指数」を見ると便利です。
ただし、株価指数にはいくつかの種類があるため、算出方法の違いを理解することが大切です。

算出方法の違いから
株価指数を知る

代表的な株価指数を算出方法別にご紹介します。算出方法の違いを理解すれば、指数ごとの値動きや特徴を理解しやすくなります。

時価総額加重型

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時価総額加重型は、時価総額を基準に算出する指数で、基準日と比べて時価総額がどれだけ増減したのかを示します。算出の際に各構成銘柄の割合を時価総額の大きさによって決めるため、時価総額が大きい企業ほど指数への影響が大きくなります。
株式市場全体を対象として、時価総額加重型で算出される株価指数は、株式市場全体の値動きに近いため、もっとも一般的なものと言えます。

代表的な株価指数
TOPIX や S&P500 など

株価平均型

株価平均型は、複数銘柄の株価を平均して算出する株価指数です。この方式では株価の高い銘柄ほど指数への影響が大きくなります。同様の方式が日経平均株価やNYダウなど歴史が古い株価指数の算出方法として使われています。単純に株価を平均するだけでは、銘柄の入れ替えや株式分割・併合の影響があるため、指数としての連続性を保つ工夫がされています。

代表的な株価指数
日経平均株価 や NYダウ など

他にも、全ての構成企業を同じ比率で投資する「均等加重型」といった算出方法もあります。たとえば株価指数「NYSE FANG+」はこの方式を採用しています。

主要な株価指数の特徴を
整理しよう

市場の動きを示す株価指数には、さまざまな種類があります。主な指数の特徴を比較してみましょう。

【表1】主要な株価指数

TOPIX 日経平均株価 JPXプライム150 S&P500 ダウ FANG+
算出方法 時価総額加重型 株価平均型 時価総額加重型 時価総額加重型 株価平均型 均等加重型
構成銘柄数 1,600銘柄 225銘柄 150銘柄 503銘柄 30銘柄 10銘柄
特徴

東京証券取引所プライム市場に上場しているすべての銘柄を対象として算出される株価指数。

単純に平均せず、企業の時価総額の割合を重みづけするため、時価総額が大きい企業ほど指数へ与える影響が大きくなります。

東京証券取引所プライム市場に上場している銘柄のうち主要な225銘柄を対象として算出される株価指数。

225銘柄の株価を平均して算出するため、株価の高い銘柄ほど指数へ与える影響が大きくなります。

東京証券取引所プライム市場に上場している時価総額上位銘柄から、「資本収益性」と「市場評価」の2つの観点から選定された150銘柄を対象として算出される株価指数。

ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している、米国を代表する約500銘柄から構成される株価指数。

企業の時価総額の割合を重みづけするため、時価総額が大きい企業ほど指数へ与える影響が大きくなります。

ニューヨーク証券取引所等に上場している米国の主要な30銘柄で構成されている株価指数。

30銘柄の株価を平均して算出するため、株価の高い銘柄ほど指数へ与える影響が大きくなります。

GAFAを筆頭にビックテック、プラットフォーマーなど世界規模で影響力のある米国企業で構成されている株価指数。

企業の時価総額の割合で重みづけをせず、各社均等な割合で投資するため、どの企業も指数へ与える影響は等しくなります。

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(出所)各種資料より大和アセットマネジメント作成

株価指数の特徴を知れば
インデックスファンドの
選び方が変わる

投資信託には、株価指数(=インデックス)の値動きに連動する「インデックスファンド」が多くあります。どの株価指数を基にしているかを理解しておくと、自分の投資方針に合った商品を選びやすくなります。

日本の株価指数の動きに合わせた投資をしたい
TOPIXに連動したファンド

企業の質や収益力を重視して投資したい
JPXプライム150に連動したファンド

■成長性の高い米国ビッグテックに厳選して投資したい
FANG+に連動したファンド

iFreeシリーズには「iFree JPXプライム150」をはじめとするインデックスファンドを多数取り揃えています。

まとめ

本コラムでは、「時価総額」をキーワードに「株価指数」の算出方法の違いや特徴、それらの指数に連動するインデックスファンドに対する考え方の例について紹介しました。「時価総額」や「株価指数」は、企業や市場を理解するうえでの基本となる指標で、仕組みを知っておくだけで世の中の動きを捉える力がぐっと高まります。日々のニュースをヒントにしながら、より納得感のある投資につなげていきましょう。

当ページの留意点

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お客さまが直接的に負担する費用

購入時手数料

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信託財産留保額

  • 料率:0~0.5%
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お客さまが信託財産で
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運用管理費用(信託報酬)

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  • ご負担いただく費用金額のイメージ(金額は上記の料率の上限で計算しています)基準価額10,000円の時に100万口を保有される場合、最大1日あたり約55円をご負担いただきます。

その他の費用・手数料

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