大口投資家の皆様

リターン(収益率)

リターン(収益率)

金融商品などに投資することにより過去得たことのできた、または今後期待される収益のことです。
一般に、リスクとリターンの間には以下のような関係があります。

  • リスクの低いものはリターンも低く、損失が限定的かもしれないが、それほど大きな収益は期待できない
  • リターンの高いものはリスクも高く、大きな収益を狙える半面、大きな損失を蒙る可能性もある

投資信託の運用成績の比較

投資信託の運用成績では、基準価額の変化率のほか、分配金再投資基準価額( = 修正基準価額)の変化率もよく使われます。

投資信託は決算毎に、あらかじめ定められた分配方針に従って収益を分配しますが、分配方針は投資信託毎に異なります。
分配金の支払いによる純資産の流出(基準価額の分配落ち)が無かったものとして算出する修正基準価額を用いることで、分配金を多く支払った投資信託とそうでない投資信託の運用成績(リスクとリターン)を比較しやすくなります。

分配金と投資成果

投資信託に組み入れらてている有価証券等の価値の増加や利子収入等は、投資信託の資産の価値を増加させ、口数当りの価値である基準価額も上昇します。
決算時に資産の増加分を受益者に払い戻すことが収益分配です。収益分配を行なうと、その支払い分純資産は減少し、資産の減少分基準価額も下落します。

つまり、決算時に分配が行なわれても受益者の資産が増加することはなく、計算期間内(※)の投資信託計理上分配原資とされたものが口数に応じて手元に戻ってくる、または再投資されて口数が増えるだけです。

投資信託の投資成果を考える場合、分配金の比較はあまり意味がなく、基準価額の変化と受け取った分配金の両方で判断する必要があります。

※計算期間内:決算と次の決算の間を、計算期間といいます。
収益分配はこの期間内の資産の増加分や前記からの繰越分等を原資として行なわれます。受益者の保有期間、購入コストを考慮して行なわれるものではありません。つまり受益者側からみると収益の分配とは限らないことになります。

~ご注意!~

※分配金利回り
分配金利回りという言葉がマスコミなどで使われることがあります。便宜的に使われはじめた言葉であり、使われる場によって定義はまちまちです。いずれにせよ基準価額の騰落率や受益者の購入価額や費用を無視した言葉・概念であり、以下の点を留意することが必要です。
受益者の損益との関連性はありません。
ファンドの運用成績を比較することはできません。

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  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。
  • 投資信託は預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は投資者保護基金の対象ではありません。
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  • 分配金額は収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。
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