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連続増配株とは、文字通り、配当を増やし続ける銘柄です。
一般的に、連続増配株は、配当を増やし続けられるほどの業績の安定性、堅実性が魅力として挙げられ、優良企業が多いイメージのある銘柄群です。
当特集ページでは連続増配株の魅力を
さらに深掘りします!
意外と知られていない?連続増配株の魅力をご紹介!
意外と知られていない?魅力
一般的に、連続増配株の配当利回りはいわゆる高配当株ほどは高くないケースが多々ありますが、増配が長く続けば、当初投資元本に対する配当利回りが徐々に上昇していくことが期待できます。
ケーススタディ
例として、連続増配<あり>と<なし>で年間配当金と配当利回りの推移をシミュレーションしてみましょう。
前提
連続増配あり
連続増配なし
連続増配ありでは、30年目に当初投資元本に対する配当利回りは8%を超え、年間配当金は当初の20万円から約82万円と4倍以上に増加する結果となりました。
連続増配なしとの結果の差は明らかであり、増配による複利的な配当金の増加から、「連続増配のチカラ」が働いたと言えそうです。
※上記は大和アセットマネジメントが試算したものであり、税金等諸費用は考慮していません。また、元本の安全性および将来の成果を示唆・保証するものではありません 。
このように、連続増配株には長期的に投資を継続することで、当初投資元本に対する配当利回りの上昇が期待できます。
連続増配株への投資は、長期的な視点で将来の配当利回りを考え、将来の高配当化を期待する楽しみもありそうです。
意外と知られていない?魅力
配当が増加していく連続増配株は、増配なしのケースと比較すると配当金の累積していくスピードが速い傾向にあり、増配による元本回収の加速が期待できます。
ケーススタディ
例えば、配当利回りが2%の銘柄の場合、増配なしだと元本回収までに50年間もの時間を要しますが、増配率が2%になるだけでその期間は35年間、増配率5%では26年まで元本回収期間は短縮されます。
増配率5%のケースで、増配あり&なしの元本回収シミュレーションをしてみましょう。
前提
連続増配あり
連続増配なし
連続増配ありでは、当初投資元本に対する元本回収率は26年目で100%を超え、30年目では133%となり、累積配当金は当初投資元本の1,000万円を超える1,329万円という結果でした。
30年目で元本回収率が60%の連続増配なしと比較すると、連続増配ありは累積配当金が後半になるにつれて加速度的に増加したことから元本回収が進み、「連続増配のチカラ」を実感できる結果になったと言えそうです。
※上記は大和アセットマネジメントが試算したものであり、税金等諸費用は考慮していません。また、元本の安全性および将来の成果を示唆・保証するものではありません 。
このように、連続増配株には長期的に投資を継続することで、元本回収の加速が期待できる魅力もあります。
意外と知られていない?魅力
上述のように連続増配株は投資期間が長くなるほど、配当利回りの上昇と元本回収の加速ができます。そのため、連続増配株は長期投資との相性が良いと考えられます。
ケーススタディ
例えば、働き盛りの35歳の時に、配当利回り2%、増配率5%の銘柄に1,000万円投資していたとすると、30年後、65歳に定年となった場合、その時には元本は既に回収され、当初投資元本に対する配当利回りが8%を超える状況が、シミュレーションではありますが想定できます。
30年後
もちろん上記はあくまでシミュレーションではありますが、連続増配株への長期投資を通じて、自分だけのオリジナル年金とも言える資産を構築できる可能性があります。
※上記は大和アセットマネジメントが試算したものであり、税金等諸費用は考慮していません。また、元本の安全性および将来の成果を示唆・保証するものではありません 。
以上のように、長期的な投資により魅力が一層強まる可能性のある連続増配株は、長期投資との相性が良いと考えられます。
コツコツと連続増配株へ投資することは、金の卵を産むニワトリをじっくりと育てていく感覚に近いかもしれません。
意外と知られていない?
ここまで当ページでは連続増配株の魅力を当初投資元本に対して説明してきましたが、連続増配株は値動きのある有価証券なので、株価は大きく変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。
連続増配株の魅力をたっぷりと享受するためには、長期的な成長が期待できる銘柄を選定し、長期的な視点での投資を検討することが重要です。