大口投資家の皆様

株式

株式

株式とは、簡単にいえば企業が事業に必要な資金を集めるために発行するものです。
例えば、メーカーであれば事業を行なうのに工場や機械などが必要になります。必要な資金を集めるために、企業は投資家に出資して欲しいと呼びかけ、その呼びかけに応じた人たちが出資した証として株式を割り当てられ株主となります。

株式の保有=企業の持分を保有

株式投資とは、投資家が企業の持分の保有者として資金面で支援することにより、その報酬としてさまざまな利益を得ようとすることを意味します。
企業は得た利益の一部を「配当」という形で株主(出資者)に還元します。また利益の増加は企業の価値を上昇させ、株価上昇という形で投資家の資産増加に貢献します。

株式は企業への貸付ではありませんので、債券等と異なり償還期限のようなものはありません。その企業を保有、応援したければ、企業が存続する限り何十年、何世代にもわたって株式を保有し続けることも可能です。また一部には譲渡制限付きのものもありますが、上場株式であれば時価で売却が可能です。
同様にいくらで戻ってくるという約束もありません。企業業績や経営環境が悪化すれば株価が下落する可能性があります。倒産した場合株主への返済順位は他の債権者の後となります。

しかし、企業業績の改善により、債券等では期待できない資産価値の上昇を期待できるのが株式です。

一般的な株式と債券の違い(一例)

株 式

債 券

企業からみた
資金属性

自己資本

他人資本
(借入金)

償還期限

な し

あ り(*1)

利 子

な し

あ り
(割引発行除く)

利益の還元

配 当(*2)

な し

株式投資信託との
損益通算

あ り

な し

*1:海外には償還期限を定めない永久債もあります。
*2:内部に留保し株価上昇を期待する企業もあります。

株主の主な権利

  • 経営参加権・・・株主総会を通して会社の経営に参加できる権利
  • 利益配当請求権・・・会社から利益の配当を受けられる権利
  • 残余財産分配請求権・・・会社が解散したとき、残った財産を持ち株数に応じて分けてもらえる権利

金融商品取引所への上場

大きな資金を調達するためには、広く投資家を募る必要がでてきます。その方法の一つが金融商品取引所への上場です。
金融商品取引所では多数の投資家が取引を行なっています。これらの投資家が自己責任を貫徹して安心して取引するために、金融商品取引所に上場する企業は、財務基準や情報公開(ディスクロージャー)等に関する厳しいルール(金融商品取引法、金融商品取引所ルール等)の遵守を要求されます。

株式では金融商品取引所の定める基準を満たすことで、金融商品取引所への上場をめざすことは珍しくありませんが、債券(特に事業債や地方債等)の場合、金融商品取引所に上場することはあまりありません。

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