都心オフィス市況アップデート(2019年2月)

  • マーケットレター
  • 2019年03月
〜空室率は過去最低値を更新〜

東京都心オフィス空室率は過去最低値を更新

■空室率は低下、賃料は上昇傾向が続く

2019年2月時点の東京都心5区のオフィス・ビル平均空室率(三⻤商事調べ)は、1.78%と2019年1月に比べて0.04ポイント低下、三⻤商事公表の月次データとして残る2002年1月以来の過去最低値を、7ヶ月連続で更新しました(図1)。新築ビルが、満室や⾼い稼働率の状態で竣⼯したことが、空室率の低下要因となりました。
平均賃料は、21,101円/坪と前月比で0.43%上昇し、前年同月比の上昇率は8.21%でした。2014年1月から62ヶ月連続の上昇となり、この期間の上昇率は30.20%となりました。

■働き方改革やシェアオフィス普及を背景に、オフィス需要が高まる

⾜元では、東京都心における企業の業績拡⼤、⼥性の活躍推進、定年延⻑による労働⼈⼝の増加や、多様な働き⽅への移⾏など、⽣産性向上のための働き⽅改⾰などを背景としたオフィス需要が⾼いことがうかがえます。
また、シェアオフィスやコワーキングスペースなどの普及に伴いまとまった規模でのオフィス需要が⾼まっていることや、IT関連事業拡⼤によるIT⼈材の採用増加なども、オフィス市況が堅調な背景です。
今後もさらなる⼈員増加による増床ニーズやオフィスの集約移転ニーズの⾼まりなど、安定した需要が期待できます。

(図1)都心5区のオフィス賃料・空室率の推移(月次)

以上

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