インド株式市場は政府の2019年度予算案を好感

  • マーケットレター
  • 2019年02月
(2019年2月)
ポイント
  • 予算案には下院総選挙を意識した景気浮揚策が盛り込まれた
  • 予算案発表後のインド株式市場は個人消費の拡大期待から上昇

予算案には下院総選挙を意識した景気浮揚策が盛り込まれた

2月1日(現地、以下同様)、インド政府は2019年度(2019年4月〜2020年3月)の政府暫定予算案(以下、予算案)を発表しました。今年5月までに⾏われる下院総選挙で新政権が発足する可能性があるため、現時点では暫定とされています。
下院総選挙を控え、インド政府は有権者からの支持拡大を意識した政策を盛り込みました。特に有権者数が多い農家や中低所得者層に焦点をあてました。
一方、財政⾚字の国内総⽣産に対する⽐率は2018年度が3.3%から3.4%へ引き上げられ、2019年度も3.4%と横ばいと、当初よりも⾚字がやや拡大する計画です。ただし、2020年度は3.0%とする目標が堅持され、財政健全化の方向性が維持されました。

【図表】発表されたポジティブな政策の例

予算案発表後のインド株式市場は個人消費の拡大期待から上昇

2月1日のインド株式市場は、予算案の発表を受けて、農家が受け取る収入補助や中所得者層の所得税負担の軽減などから可処分所得が増える⾒込みとなり、消費拡大への期待が膨らみました。日用品や⼆輪⾞メーカー等を中心とした銘柄の株価が上昇し、インドの主要株式指数であるS&P/BSE SENSEXインド指数は前日⽐0.6%上昇しました。 インド株式市場は年明け以降、原油市況の上昇を背景としたインフレ加速への懸念や、大⼿⾃動⾞メーカーの決算不振などを背景に、上値の重い展開が続いていました。今年5 月までに⾏われる下院総選挙に向けて、今回の予算案で発表された政策をはじめとしたさまざまな景気浮揚策が打ち出される可能性があり、株価上昇の支援材料となることが期待されます。

【図表】年明け以降上値が重かったインド株式市場は上昇

以上

当資料のお取扱いにおけるご注意
  • 当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。
  • 当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。
  • 当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。また、記載する指数・統計資料等の知的所有権、その他の一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。
  • 当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
  • 当資料の中で個別企業名が記載されている場合、それらはあくまでも参考のために掲載したものであり、各企業の推奨を目的とするものではありません。また、ファンドに今後組み入れることを、示唆・保証するものではありません。