9月8日の⽶国株式市場の下落について

  • マーケットレター
  • 2020年09月
急上昇銘柄の自律調整に欧州懸念が重なる

大型IT株やEV株が自律調整する中、欧州不安が再燃

9⽉8⽇(現地、以下同様)の⽶国株式市場は、NYダウ、S&P500、ナスダック総合の主要3指数がそれぞれ2.25%、2.78%、4.11%下落しました。
9月初までの上昇相場のけん引役だったアップル、マイクロソフト、アマゾンといった大型IT株や、EV(電気自動車)のテスラなどの自律調整が深まり、市場全体を押し下げました。特にテスラは、期待されていたS&P500指数への採用が見送られたことも、株価下落を加速させる要因となったようです。
加えて欧州で不安要因が浮上したことも、株価下落要因となりました。イギリスは、来年初からのEU(欧州連合)完全離脱に向けてEUとの間で通商協定を結ぶ予定ですが、交渉が難航しており、合意なき離脱が改めて意識され始めています。また、フランスやスペインでは、新型コロナウイルスの日々の新規感染者数が4月を上回る状況となり、経済活動が再び抑制されるのではないかとの懸念が広がっています。
ナスダック総合指数は、直近高値からの下落率が10%に達しましたが、3月の安値から直近高値まで約75%上昇しており、株安は急上昇の反動という面が強いと思われます。今後も短期的にはスピード調整が続く可能性はありますが、金融政策・財政政策が全力で景気回復をサポートしている状況を勘案すると、米国株が中長期的な下落トレンドに転じるリスクは低いと想定されます。

米国株価指数の推移( 2020年1月初から 2020年9月8日)
(出所)ブルームバーグ

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