6月24日の⽶国株式市場の下落について

  • マーケットレター
  • 2020年06月
新型コロナウイルス懸念のほかにも悪材料が重なる

感染第2波が意識される中、貿易摩擦懸念などが再浮上

6⽉24⽇(現地、以下同様)の⽶国株式市場は、NYダウ、S&P500、ナスダック総合の主要3指数がそれぞれ2%を超える下落となりました。下落の要因としては、以下のような点があげられます。

  • IMF(国際通貨基金)が、2020年の世界経済の成長率見通しを4月発表のマイナス3.0%から、今回はマイナス4.9%に下方修正したこと。
  • 欧州各国からの輸入品に対し追加関税を検討していると、USTR(米国通商代表部)が発表したこと。
  • 一部の州では、新型コロナウイルスの新規感染者や入院患者の増加が加速していること。
  • ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカットの米国北東部3州が、新型コロナウイルスの感染率の高い州からの訪問者に対して、14日間の自主隔離を義務づけると発表したこと。

新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動が再び抑制されれば、投資家心理は大きく悪化し、株価に下押し圧力がかかるとみられます。一方で、大規模な追加経済対策も検討され始めており、当面はプラス・マイナス両面の材料が交錯する展開となりそうです。なお、政策に関連して、11月の大統領選挙・議会選挙の動向にも、そろそろ注意が必要です。仮に大統領、議会とも民主党が優勢となれば、法人税減税の見直しなど、政策転換の可能性が意識されることも考えられます。

米国の株価指数の推移(2019年10月初から2020年6月24日
(出所)ブルームバーグ
新型コロナウイルス新規感染者数の推移(2020年3月初から2020年6月24日)
(出所)ブルームバーグより大和アセット作成
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