トルコ金融政策(2020年4月)

  • マーケットレター
  • 2020年04月
1.00%ポイントの⼤幅な利下げを実施

8会合連続の利下げ

トルコ中央銀⾏は4⽉22⽇(現地)、政策⾦利(1週間物レポ⾦利)を9.75%から8.75%に、1.00%ポイント引き下げることを決定しました。市場予想の0.5%ポイントを上回る利下げ幅となったため、発表直後はトルコ・リラは売られたものの、その後は値を戻しつつあります。

トルコ中央銀⾏が⼤幅な利下げを実施した背景には、新型コロナウイルスの感染拡⼤による経済への打撃を緩和する狙いがあります。また中央銀⾏は声明⽂で、原油価格などの資源価格が暴落していることなどを背景に、年末にかけてインフレ率は鈍化すると表明しており、利下げの⽀援材料となったことが考えられます。

新型コロナウイルスの感染拡⼤によるトルコ経済への影響は甚⼤なものになっています。感染者数は⾜元、中東地域で最も多くなっており、外出制限や商店の閉鎖、外国⼈旅⾏者の受け⼊れ停⽌を実施していることから経済活動がほぼ停⽌しています。また、資⾦流出に対抗し通貨防衛をしていることから外貨準備⾼の減少も⽬⽴っています。新型コロナウイルスの感染拡⼤が収束するまでの時間軸や経済への影響などの不透明感は強いことから、当⾯は感染状況や世界経済への影響、また新興国の資⾦流出⼊動向を注意深く追っていく必要があると考えます。

政策⾦利の推移のグラフ(2016年1⽉1⽇から2020年4⽉22⽇)
(出所)ブルームバーグ
インフレ率の推移のグラフ(2015年3⽉から2020年3⽉)
(出所)ブルームバーグ
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