メキシコの格下げについて(2020年3⽉)

  • マーケットレター
  • 2020年03月

新型コロナウイルスの影響や原油価格の下落で格下げ

2020年3⽉26⽇(現地)に格付会社S&Pグローバル・レーティング(以下、S&P)は、メキシコの⾃国通貨建てと外貨建ての⻑期債格付けを1段階引き下げ、それぞれ「BBB+」と「BBB」としました。S&Pは、格下げの理由として、新型コロナウイルスの感染拡⼤と原油価格の下落が、既に軟調なメキシコ経済にさらなる打撃を与える可能性を挙げています。また、⾒通しを「ネガティブ」としており、今後12〜24カ⽉以内にさらなる格下げが実施されるリスクを指摘しています。この格下げを受け、メキシコ・ペソは対ドル、対円ともに下落しました。

新型コロナウイルスに関しては、メキシコ国内での感染拡⼤も経済への悪影響が懸念されますが、最⼤の貿易相⼿国である⽶国で感染が拡⼤していることは、メキシコ経済への影響が⼤きいと考えられます。また、原油価格の下落については、国営⽯油会社ペメックスの経営に打撃を与えると考えられることから、同社を⽀援しているメキシコ政府の財政への悪影響が懸念されます。

新型コロナウイルスの感染拡⼤が収束するまでの時間軸や経済への影響などの不透明感は強いことから、当⾯は感染状況や世界経済への影響、また新興国の資⾦流出⼊動向を注意深く追っていく必要があると考えます。

メキシコの為替と国債⾦利の推移 2019年1⽉1⽇から2020年3⽉27⽇
(出所)ブルームバーグ
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