ブラジル⾦融政策(2020年3⽉)

  • マーケットレター
  • 2020年03月
0.50%ポイントの利下げ

新型コロナウイルス問題に対して追加利下げで対応

ブラジル中央銀⾏は3⽉18⽇(現地)、全会⼀致で政策⾦利を4.25%から3.75%に引き下げました。中央銀⾏は前回会合で利下げサイクルの終了を⽰唆していましたが、新型コロナウイルスの感染拡⼤を受け、追加利下げを実施しました。声明⽂では、新型コロナウイルスの流⾏が世界経済の⼤幅な減速を招き、商品価格の下落や、資産価格の変動率の⾼まりにつながっていると述べられています。また、2020年のインフレ⾒通しについては前回会合からやや鈍化させました。今後の⾦融政策については、2019年央から続けてきた⼀連の利下げの効果が遅れて出てくることを踏まえながらも、新型コロナウイルスの感染拡⼤により世界的に景気悪化リスクが⾼まっていることから、次の措置はさらなる経済データ次第としています。

⾜元のブラジルでは、⼀連の利下げ効果によりファンダメンタルズは回復基調にありますが、新型コロナウイルスの感染拡⼤により世界的な景気減速懸念が⾼まっています。市場のリスク回避姿勢が強まったことで新興国通貨は軒並み全⾯安の展開となっており、また資源価格も下落していることからブラジル・レアルは対円、対⽶ドルともに最安値圏で推移しています。しかし、ブラジルは潤沢な外貨準備を有するなど対外ぜい弱性は⾼くなく、感染拡⼤が収束すれば景気下押し圧⼒の反動も予想されるため市場は落ち着いていくと考えています。それでも⽬先は、感染拡⼤が収束するまでの時間軸や経済への影響などの不透明感は強く、新興国に対する資⾦流出懸念に注意を要します。当⾯は、感染状況や世界経済への影響を注意深く追っていく必要があります。

政策⾦利とインフレ率の推移(政策⾦利︓2013年1⽉31⽇〜2020年3⽉18⽇)(インフレ率︓2013年1⽉〜2020年2⽉)
為替の推移(2019年3⽉18⽇〜2020年3⽉18⽇)
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