3⽉12⽇の欧⽶株式市場の下落について

  • マーケットレター
  • 2020年03月
新型コロナウイルス対策への失望感などにより下落

⽶国S&P500は1987年以来の前⽇⽐下落率に

3⽉12⽇(現地、以下同様)の欧⽶各国の株式市場では、主要株価指数が軒並み10%前後の急落となりました。NYダウやS&P500などの歴史ある指数は、1987年10⽉のいわゆる「ブラックマンデー」に次ぐ前⽇⽐下落率を記録しました。⼤幅下落の理由としては、以下のような点が考えられます。

  • ⽶国が新型コロナウイルスの感染拡⼤防⽌策として、EU(欧州連合)から⽶国への⼊国を30⽇間禁⽌する⽅針を⽰したことで、経済活動が著しく停滞するとの懸念が⾼まったこと。
  • 上記と同時に打ち出すとみられていた⽶国の経済対策がまだ断⽚的な発表にとどまっており、対策の質・量や実現可能性に対し不透明感が強まっていること。
  • 3⽉11-12⽇に⾏われたECB(欧州中央銀⾏)理事会で、資⾦供給オペレーションと資産買い⼊れの拡充が決定されたものの、利下げなど、市場の⾼まっていた期待には届かなかったとみられること。

当⾯の株式市場は、引き続き不安定な状況が続くとみられます。新型コロナウイルスの感染拡⼤抑制には防疫体制を強化するしかなく、⾦融・財政政策の効果は限定的です。しかし、新型コロナウイルスの経済活動への悪影響に対しては、⾦融・財政政策が適切な対抗策であり、各国が発表した、あるいは今後打ち出すであろう政策が、経済活動の過度な落ち込みを抑制し、その後の回復を⽀えると考えられます。

欧⽶株式市場の動向( 2019年3⽉12⽇〜 2020年3⽉12⽇)
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