オーストラリア⾦融政策(2020年2⽉)

  • マーケットレター
  • 2020年02月
3会合連続の据え置き

昨年実施した利下げの効果を⾒極める時間帯が続く

2020年2⽉4⽇(現地)、RBA(オーストラリア準備銀⾏)は政策⾦利を0.75%で据え置くことを発表しました。昨年12⽉会合の直後は多くの市場参加者が今会合での利下げを予想していましたが、この2カ⽉間で発表された失業率などの経済指標が改善したことで、市場の利下げ期待ははく落しました。声明⽂では「必要であればさらに⾦融緩和を⾏う準備がまだある」と緩和姿勢を維持した⼀⽅、すでにかなり低い⽔準まで利下げをしたこと、利下げの効果が表れるまでには時間がかかること、⼀部には利下げの効果が表れ始めていることなどが⽰されており、⽬先の追加利下げには消極的な様⼦もうかがえます。

また、RBAは⼤規模な森林⽕災や新型コロナウイルスの感染拡⼤が⼀時的に国内経済の重荷になるとの⾒⽅を⽰しながらも、新型コロナウイルスの影響がどれくらい続くかを判断するのは時期尚早としています。⾦融市場は依然として今年前半の追加利下げを織り込んだ状態ですが、⾦融政策でこれらの問題を解決することは難しく、当社では当⾯RBAが追加利下げに踏み切る可能性は低いと考えています。

年初から⾦利低下と豪ドル安が進⾏しましたが、⼤規模な森林⽕災や新型コロナウイルスの感染が収束に向かう兆しが⾒えてくれば、過度な利下げ期待の後退とともに⾦利上昇・豪ドル⾼に転じる公算が⼤きくなると考えられえます。引き続き昨年実施した利下げの効果を⾒極めるとともに新型コロナウイルスの感染動向などを注視する必要がありそうです。

オーストラリアの失業率(2005年1⽉〜2019年12⽉)
オーストラリアの⾦利と為替(2016年1⽉1⽇〜2020年2⽉4⽇)
当資料のお取扱いにおけるご注意
  • 当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。
  • 当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。
  • 当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。また、記載する指数・統計資料等の知的所有権、その他の一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。
  • 当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
  • 当資料の中で個別企業名が記載されている場合、それらはあくまでも参考のために掲載したものであり、各企業の推奨を目的とするものではありません。また、ファンドに今後組み入れることを、示唆・保証するものではありません。