ブラジル⾦融政策(2019年12⽉)

  • マーケットレター
  • 2019年12月
0.5%ポイントの利下げ

4会合連続となる利下げを実施

ブラジル中央銀⾏は12⽉11⽇(現地)、全会⼀致で政策⾦利を5.00%から4.50%に引き下げました。前回の会合にて追加利下げが⽰唆されていたことから、市場では利下げが確実視されていました。声明⽂では、経済活動の改善が続いていると述べられていますが、引き続き景気刺激のための利下げが実施されました。また、⾜元のブラジル・レアル安やインフレ率の若⼲の加速を受けて、中央銀⾏は2019年のインフレ率予想を引き上げましたが、2020年以降は⼩幅に引き下げています。今後の⾦融政策については、経済活動の進展やインフレ率の⾒通し次第としており、先⾏きの追加緩和を⽰唆する内容は削除されました。しかし、2020年以降もインフレ率が落ち着いて推移するなど、経済環境によっては追加緩和の可能性もあると当社では考えています。

⾜元のブラジルでは、油⽥採掘権の⼊札が不調に終わり、財政への懸念が⾼まったことに加え、チリやコロンビアでの反政府デモの影響から、ラテンアメリカ市場全体への警戒感も⾼まったことで、通貨が下落する動きも⾒られています。しかし、ブラジルは潤沢な外貨準備を有するなど、対外的なぜい弱性は⾼くなく、悪材料の織り込みが⼀巡すれば市場は落ち着いていくと考えています。また、これまでの利下げの効果により、ブラジル経済が回復に向かうとの⾒⽅も徐々に増えてきています。財政健全化に向けた改⾰が継続すれば、世界の多くの中央銀⾏が緩和的な政策を維持しているという外部環境を背景に、相対的に⾦利の⾼い新興国市場への資⾦流⼊が期待され、ブラジル・レアルの上昇を後押しすると考えています。

政策⾦利とインフレ率の推移(政策⾦利:2013年1⽉31⽇〜2019年12⽉11⽇)(インフレ率:2013年1⽉〜2019年11⽉)
為替の推移(2018年12⽉11⽇〜2019年12⽉11⽇)
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