2019年10月のJ-REIT投資部門別売買動向

  • マーケットレター
  • 2019年11月
外国人投資家が大幅売り越し
ポイント
  • 投資部門別売買動向は、外国人投資家が大幅な売り越し
  • 東証REIT指数は⼀時下落したものの、ETFへの資⾦流⼊続く

外国人投資家が大幅な売り越し

2019年10月のJ-REITの投資部門別売買動向は、ETFへの資⾦流⼊が大部分を占めると考えられる証券会社の自己売買部門が330億円、投資信託が278億円、生保・損保が103億円の買い越しとなりました。
⼀方、個人投資家が306億円、外国人投資家が285億円、銀⾏が22億円の売り越しとなりました。

国内投資家が買い支え

外国人投資家は、2019年9月は大幅な買い越しに転じましたが、10月は再び売り越しに転じました。米中通商問題への懸念が弱まったことで市場のリスク選好が強まり、J-REITから株式へシフトする動きがあったことが考えられます。
⼀方、買い越し基調が続いている生保・損保や投資信託は引き続き買い越しとなり、国内投資家がJREIT市場を買い支えていることがうかがえます。

J-REITの主要投資部門別売買動向

東証REIT指数は⼀時下落したものの、ETFへの資金流入続く

東証REIT指数は、2019年11月に⼊り⻑期⾦利が上昇したことを背景に、⼀時2,100ポイント付近まで下落しましたが、11月の中旬には⻑期⾦利の上昇が落ち着いたことから、再び上昇に転じました。
前頁の投資部門別売買動向で、ETFへの資⾦流⼊が大部分を占めると考えられる証券会社の自己売買部門が今年は大きく買い越しています。J-REITに投資するETFへの推計資⾦流⼊額の累計を⾒てみると、東証REIT指数が下落した局⾯で資⾦流⼊が加速したことがわかります(下図参照)。下げ局⾯を投資機会とみた投資家による買いが、J-REITが上昇に転じた要因の⼀つであったとみています。
また、順次償還を迎える日本国債の代替投資先として、相対的に⾼い利回りが期待できるJ-REITが選好されていることも資⾦流⼊の⼀因と考えられます(関連レポート参照)。
このように、J-REITに対する投資家の需要は強く、ファンダメンタルズが好調な中で、J-REIT市況は引き続き堅調に推移することが想定されます。

東証REIT指数とETFへの資⾦流⼊

<ご参考>関連するレポート

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