オーストラリア金融政策(2019年10月)

  • マーケットレター
  • 2019年10月
3会合ぶりの利下げ

必要あればさらなる利下げも

2019年10月1日(現地)、RBA(オーストラリア準備銀⾏)は市場予想通り政策⾦利を1.00%から0.75%に引き下げることを発表しました。RBAは6月と7月に連続で利下げを実施した後、8月と9月は据え置いていました。

RBAは今回の利下げに⾄った理由について、雇用の拡⼤と賃⾦の上昇を⽀援し中期的な物価目標を達成するという自信を深めるためだと説明しています。また、今後の⾦融政策方針については、前回の「必要であればさらに⾦融緩和を⾏う」から「必要であればさらに⾦融緩和を⾏う準備がある」に表現を弱めています。現時点では次回会合での連続利下げは想定していないものの、市場環境の変化に柔軟な対応を取れるよう配慮したと思われます。

国内経済においては、住宅市場に改善の兆しが⾒られる中、引き続き労働市場の動向が今後の⾦融政策を左右することになりそうです。RBAは、賃⾦の伸びが依然として弱く、労働需要の増加が供給の増加によって満たされており、現在のところ賃⾦の上昇圧⼒は乏しいと説明しています。また、労働需要に関する先⾏指標は、最近まで強かった雇用の伸びが鈍化することを示唆しているとも述べています。外部環境についても、各国の中央銀⾏が緩和姿勢を維持しており、しばらくは低⾦利環境が継続しそうです。

オーストラリアの平均賃⾦の伸びと失業率 オーストラリアの⾦利と為替のグラフ
(出所)オーストラリア統計局
オーストラリアの⾦利と為替のグラフ
※政策⾦利は決定日ベース
※10年国債利回りと豪ドル円は9月30日までのデータ
(出所)ブルームバーグ
当資料のお取扱いにおけるご注意
  • 当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。
  • 当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。
  • 当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。また、記載する指数・統計資料等の知的所有権、その他の一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。
  • 当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
  • 当資料の中で個別企業名が記載されている場合、それらはあくまでも参考のために掲載したものであり、各企業の推奨を目的とするものではありません。また、ファンドに今後組み入れることを、示唆・保証するものではありません。