オーストラリア⾦融政策(2019年8月)

  • マーケットレター
  • 2019年08月
3会合ぶりの政策⾦利据え置き

引き続き追加利下げの可能性を⽰す

2019年8月6日(現地)、RBA(オーストラリア準備銀⾏)は政策⾦利を1.00%に据え置くことを決定しました。RBAは6月と7月に2会合連続で利下げを実施していました。

声明文では、通商政策などの不確実性が⾼まっていることや、世界経済の下振れリスクが低インフレと相まって多くの中央銀⾏にさらなる⾦融緩和期待をもたらしていることに⾔及しています。また、7月下旬に発表されたオーストラリアの2019年4-6月期の消費者物価指数は、総合・基調ともに市場予想を上回りましたが、RBAはインフレ率が2020年を通して2%をわずかに下回るとの⾒通しに下⽅修正しています。そして、失業率を低下させ、同時にインフレ目標を達成するためには、⻑期にわたって低⾦利を維持することが必要であると主張しているほか、「必要であればさらに⾦融緩和を⾏う」とし、追加利下げの可能性を示唆しています。

⾜元の⾦利低下・豪ドル安は、RBAによる利下げ期待よりも⽶中の緊張が再び⾼まっていることによるリスク回避の側面が強いと思われます。そのため、⽶中が⼀定の歩み寄りの姿勢を示せば、⾦利低下・豪ドル安のトレンドも止まることが期待されます。もっとも、世界的に緩和的な⾦融政策姿勢が⽀配的であり、RBAに対する追加利下げ期待も根強い中、⾦利の反発余地は限られると考えています。

オーストラリアの消費者物価指数とオーストラリアの金利と為替のグラフ
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