インドネシア⾦融政策(2019年7月)

  • マーケットレター
  • 2019年07月
インドネシア銀⾏は⾦融緩和に転換し、約2年ぶりに利下げを実施

インドネシア銀⾏は⾦融緩和サイクルへ

7月18日(現地)、インドネシア銀⾏(中央銀⾏)は政策⾦利であるBI7日物リバース・レポ⾦利を0.25%ポイント引き下げ、5.75%にしました。また、預⾦ファシリティ⾦利を5.00%に、貸出ファシリティ⾦利を6.50%にそれぞれ0.25%ポイント引き下げました。インドネシア銀⾏は昨年11月に利上げを実施して以降は政策⾦利を据え置いてきましたが、今回は⾦融緩和政策に転換し、約2年ぶりとなる利下げに踏み切りました。

今回の利下げの決定についてインドネシア銀⾏は、インフレ期待が低位にとどまっていることや、経済成⻑の勢いに弾みをつけたいことなどに⾔及しています。⽶中貿易交渉の不透明感が継続するなど世界的に景気後退懸念が強まる中で、インドネシア銀⾏は経済成⻑の下⽀えを優先するために利下げを実施したと考えられます。また、ペリー・ワルジヨ総裁はさらなる緩和余地に⾔及し、追加利下げを実施する可能性を示唆しました。

インドネシアについては、今年4月に⾏われた⼤統領選挙で現職のジョコ⼤統領が再選を果たし、政治的安定の継続が⾒込まれることが同国への資⾦流⼊につながると期待されます。また、⽶国をはじめ主要先進国・地域で⾦融緩和期待が⾼まっていることも、相対的に⾼⾦利な通貨であるインドネシア・ルピアをサポートすると考えています。今後は、ジョコ政権が腰を据えてさらなる経済成⻑戦略や構造改革を推し進めていけるかが注目されます。

政策⾦利の推移 2016年8月19日〜2019年7月18日 と インフレ率の推移 2014年6月〜2019年6月 のグラフ
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