J-REITの合併提案事例

  • マーケットレター
  • 2019年06月
運⽤会社は投資主利益の最⼤化を目指す質の⾼い運⽤が求められる

スターアジアグループがさくら総合リートに合併提案

5月10日、スターアジア不動産投資法人のスポンサーであるスターアジアグループが、さくら総合リート投資法人に対する合併提案を公表しました。スターアジアグループは、さくら総合リート投資法人の発⾏済投資⼝を保有する投資主として、さくら総合リート投資法人の執⾏役員と資産運用会社の交代を提案する投資主総会の招集を請求しました。
これに対して、さくら総合リート投資法人は、合併によりもたらされる投資主利益などの提示がないことなどを挙げて、投資主の利益を毀損する計画的な敵対的買収提案であるとする⾒解を示しました。
スターアジアグループは関東財務局に総会招集許可を申し⽴てており、今後の財務局の判断に注目です。
今回の合併提案では、資産運用会社に対して資産規模拡⼤が実現できていないことや運用コストが高いことなどREIT運用の質の低さについて、プレスリリースに加えてYouTubeの動画でも主張しております。あるREITの決算説明会においては、運用会社側がこの件についての質問に対し、「我々も明日は我が身という思いでもある。しっかり運用することがこういったことを回避できるものと考える」とコメントしており、これまで以上に運用会社は投資主利益の最⼤化に向け緊張感を持った運用が求められることが期待されます。この動き単体だけでなく、REIT全体への運用能⼒向上という意味でも注目です。

REITの仕組みと合併提案の概要
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