ブラジル⾦融政策(2019年6月)

  • マーケットレター
  • 2019年06月
市場予想通り政策⾦利を据え置き

年⾦改革法案の動向が引き続き注目材料

ブラジル中央銀⾏は6月19日(現地)、政策⾦利を市場予想通り6.5%に据え置きました。
足元のインフレ率は目標範囲(2019年は4.25%±1.5%)内で推移しており、インフレ期待も高まっていません。また、足元の経済指標も悪化しており経済状況が芳しくない中、中央銀⾏は景気回復を⽀援するため、政策⾦利を低位で据え置くことを決定したとみられます。声明文では、今後の⾦融政策について、経済活動やインフレなどの状況次第としています。
今後のブラジルの経済については、現在議会において審議中である年⾦改⾰法案をめぐる動向が注目されます。年⾦改⾰に必要な憲法改正のハードルの高さなどから、改⾰の実施には多くの課題を残していますが、議会の主導権を握る中道派政党は改⾰の必要性におおむね賛成しています。直近の世論調査においても、改⾰の必要性について国⺠の理解も進んでいることが確認できます。改⾰によって財政収⽀が改善すれば、海外からの資⾦流⼊や為替の安定が⾒込まれ、ブラジルの経済の追い風となることが期待されます。
当面のブラジル・レアルは、同法案をめぐる政治動向や外部環境に左右される展開が⾒込まれます。外部環境としては、⽶国の⾦融政策が緩和⽅向に傾いたことにより、相対的に⾦利の高い新興国市場への資⾦流⼊が今後期待されます。

政策⾦利とインフレ率の推移
為替の推移
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