米国金融政策(2019年6月)

  • マーケットレター
  • 2019年06月
~利下げ姿勢の強まり~

FOMC参加者の利下げ予想が続出

2019年6月18、19日(現地)開催のFOMC(米国連邦公開市場委員会)では、政策変更こそ⾒送られたものの、声明⽂の記述と政策⾦利の⾒通しが⼤幅に修正されました。声明⽂中、政策変更の決定においては「忍耐強く」との従来の表現が、経済⾒通しを勘案して「適切に⾏動する」へと、利下げを意識した表現に改められました。要因は不確実性の高まりにあり、パウエル議⻑は記者会⾒で、世界経済の下振れ、貿易に係る不透明感、企業景況感の悪化、インフレ圧⼒の低下などに⾔及しています。FOMC参加者の政策⾦利の⾒通しは、これまでと⼀変して利下げ予想が続出しました。2019年については17名中8名が利下げを、うち7名が0.5%ポイントの利下げを予想しており、2020、2021年末に⾄っても政策⾦利は現在の⽔準を下回るとの⾒通しが少なくありません。
当⾯の⾦融政策の鍵を握るのが、今月下旬のG20(主要20カ国・地域)⼤阪サミットに合わせて開催予定の米中首脳会談です。仮に米中の通商協議が合意に⾄れば、センチメントの改善が期待され、⼀時的にせよ利下げ機運は後退するでしょう。しかし、2%のインフレ目標の達成が⾒通し難いようであれば、早晩利下げが実施される可能性が高いと考えられます。米国では失業率が50年来の低⽔準にあり、株価も史上最高値圏で推移しており、「予防的な」利下げは景気、株価の下支えとして働くことが期待されます。

FOMC参加者の政策⾦利の⾒通し
⽶国の⾦利と株価
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