ルラ元ブラジル大統領への有罪判決で年金改革への期待感が継続

  • マーケットレター
  • 2018年01月

ルラ元大統領の控訴審で有罪判決が下る

2018年1月24日(現地、以下同様)、ブラジルの元大統領であるルラ氏の控訴審が開かれ、裁判を担当した3人の判事は全員一致で第一審の有罪判決を支持しました。また、第一審の判決で9年6カ月とされた禁錮刑の期間を12年超に延長しました。同氏は収賄などの罪に問われていました。

ルラ氏は10月に行われる大統領選挙の世論調査で、最も高い支持率を有しています。最終的には高等選挙裁判所の判断を待つ必要がありますが、今回の判決で、同氏が大統領選挙に出馬する可能性は大幅に低下したとみられます。

ルラ氏は構造改革に否定的な立場を示していたため、今回の判決を金融市場は好感し、ブラジル・レアルは対円、対米ドルで上昇したほか、ブラジルの株価指数であるボベスパ指数は過去最高値を更新しました。

大統領選挙への不透明感が低下し、今後の年金改革への期待感が継続

2月に採決が先送りされている年金改革法案については、大統領選挙後にさらに先送りされることが検討されているとの報道があります。2月の採決で年金改革法が成立することが理想ですが、仮に先送りされたとしても、今回の判決により大統領選挙への不透明感が低下したことで、選挙後の年金改革法の成立に対する期待感は継続すると考えています。

年金改革への期待感は、ブラジルの景気回復とあいまってブラジルの金融市場を下支えするとみています。

以上

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