フランス大統領選挙

  • マーケットレター
  • 2017年05月
~マクロン氏が勝利したが、欧州政治リスクの払拭には至らない~

フランス大統領選挙の結果はマクロン氏が勝利

5月7日(現地)、フランス大統領選挙の決選投票が実施され、親EU(欧州連合)・中道系独立候補のエマニュエル・マクロン氏がEU離脱や反移民を掲げる極右政党・国民戦線のマリーヌ・ルペン氏を破り、勝利しました。

これまで政権を担ってきた既存の二大政党の政治に不満を持つ有権者の幅広い支持を集めたことや、ルペン氏の当選を阻みたい有権者の票を集めたことがマクロン氏が勝利した背景にあるとみられています。

事前の世論調査通りの結果となり、為替市場への影響は限定的

今回の選挙結果を受けて欧州の政治リスクへの懸念が後退し、日本時間8日早朝の為替市場ではユーロが対円で上昇して始まりました。ただし、マクロン氏の勝利は事前の世論調査通りの結果で市場に織り込まれていたことや、投機筋のユーロの買い戻しが一巡してきたことから、為替市場への影響は限定的となりました。

欧州の政治リスクが払拭されたわけではなく、イタリアの総選挙が警戒される

2017年に入ってオランダ、フランスの選挙で反EU派が敗退しましたが、オランダでは与党が議席を減らし、フランスでは既存の二大政党が勝利できませんでした。欧州の政治リスクが払拭されたわけではなく、今後の政治イベントには引き続き注意が必要と考えています。特に2018年5月までに実施されるイタリアの総選挙が最も警戒され、市場でリスク回避の動きが強まる局面が再び訪れる可能性は高いとみています。

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