日経平均株価

  • Market Eyes
  • No.218
~今後も上昇相場は継続か~

16連騰を記録しても過熱感は高くない

10月2日から24日まで、日経平均株価は16営業日連続で上昇した。また、10月は下落した日がわずか2日と、上昇一辺倒の月であった。しかし、年初からの騰落率【図表1】で見ると、まだ米国やドイツの上昇率に追いついたところであり、日経平均株価の出遅れ感が解消されたに過ぎない。したがって、まだ過熱感が高まっているとは言い難い状況である。

好調な企業業績を反映した株価水準

アベノミクス開始以降、日経平均株価のPER(株価収益率)は概ね12倍から18倍の間で推移してきた。【図表2】10月末時点では15.2倍と、この間の平均15.5倍を下回っている。また、国内外の景気回復を背景とした好調な企業業績により、EPS (1株当たり利益)も切り上がっており、PERが横ばいでも株価は上昇する構図となっている。

今より割高だった過去の高値をめざす

日経平均株価は2000年のITバブルの高値や2015年のアベノミクス相場の高値を上回った。【図表3】目先はバブル崩壊以降の戻り高値22,666円(1996年6月)をめざす展開となっている。単純な比較はできないものの、当時のPERが58倍と現在の4倍近く割高な水準だったことを考慮すれば、今回は地に足のついた相場であると考えられる。

政権の安定も追い風にさらなる上昇期待

10月22日の衆議院選で与党(自民党・公明党)が圧勝し、11月1日に第4次安倍内閣が発足した。アベノミクスの柱のひとつである日銀による大規模な金融緩和策は今後も継続される公算が高く、株価の下支え要因となることが期待される。

年初からの出遅れを取り戻した日本株、好調な企業業績を背景として、今後も過去の高値を試す展開は続きそうだ。

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