ブラジル中銀が4会合連続の利下げ

  • Market Eyes
  • No.209
~金融緩和路線の強化とともに高まる“ブラジル復活”への期待~

ブラジル中銀は4会合連続で利下げを実施

2月22日(現地)、中銀は政策金利を13.00%から0.75%引き下げ、12.25%とすることを決定した。これで2016年10月以降4会合連続での利下げとなった。

利下げの背景にはインフレ率の急速な鈍化がある。2017年1月のインフレ率は前年同月比で5.35%まで低下し、2012年9月以来の4年4カ月ぶりの水準となった。これにより、中銀が定めるターゲットのレンジ(4.5%±1.5%、2017年1月末時点)に収まった【図表1】。

利下げによる景気回復期待から企業・消費者のセンチメントが改善している。景況感はこのところ一服感が見られていたが、2017年に入って再度上昇に転じた【図表2】。

景気回復からブラジル・レアルの更なる買戻しも

2015年以降の ブラジル・レアルとインフレ率の推移からは、インフレ率が上昇する局面では利上げによる景気悪化観測などからレアル安が進行するが、インフレ沈静化とともにブラジル・レアルが買い戻されていることが見てとれる【図表3】。今後は、利下げ効果により景気回復が鮮明となるようであれば ブラジル・レアルの更なる買戻しが期待される。

テメル政権は昨年12月に歳出上限法を成立させ、今後は年金改革法案も審議開始予定となっており、財政問題も着々と進展している。2017年は財政再建や景気回復を通じた“ブラジルの復活”が期待される。

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