『積立投資(ドル・コスト平均法)』のすすめ

  • Market Eyes
  • No.177
  • 投資を始める際、頭を悩ます問題として、『①いつ買ったら良いのか?わからない。』『②価格が下落した時、不安になる。』の2つが挙げられる。
  • これらの問題を軽減する投資手法として、1940年代、米国で『ドル・コスト平均法』いわゆる『積立投資』が考え出された。

①いつ買ったら良いのか?わからない。

  • 投資を始める時に、最初に頭を悩ますのが『いつ買うか?』という買い時の決断である。買い時の決断の難しさは、昔の投資の格言『もうはまだなり、まだはもうなり』にも表されている。昔の相場師も買い時の決断には頭を悩ましたようだ。
  • 投資商品は日々価格が上下するので、一度にまとめて買い付けると、タイミングによっては高値掴みをするリスクがある。
  • 『ドル・コスト平均法』は一定金額のお金を定期的(=毎月)に買い付けていく投資方法である。買付けのタイミングを分散することで、高値で買いすぎたり、安値で買い損ねたりするリスクが回避できる。これで買い時の決断で悩むことから開放される。

②価格が下落した時、不安になる。

  • 『ドル・コスト平均法』は、一定金額の買い付けを継続するので、 価格が下がった時には多くの口数を、価格が上がった時には少ない口数を買い付けることになる。結果的に平均購入単価を抑えることが出来る。
  • その具体例を図表で見てみよう。 【相場(A)】は、基準価額が毎月一定の上昇を続けたと仮定、10年後の基準価額が13,000円にまで上昇した場合である。 【相場(B)】は、5年後に基準価額が7,000円まで下落した後、 10年後に投資開始時の10,000円の水準まで回復した場合である。
  • 普通で考えると、相場(A)の方が高いリターンを得られた様に見える。しかし、結果は(A)の収益が+87万円、(B)の収益が+121万円と、(B)が34万円ほど多くなっている。(B)の場合は基準価額が安くなったところで多くの口数が買えたので、10年後のリターンは(B)が大きくなった算段である。
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