『米国不動産市場』強気の見通し続く

  • Market Eyes
  • No.158
~賃料予想は上方修正~
  • 米国の不動産調査機関であるULI(Urban LandInstitute、非営利機関)は4月8日、『米国不動産市場の予測』を発行した。同レポートは著名アナリスト・エコノミスト46名の米不動産市場の予測を集計した調査結果である。以下は同レポートの要約である。
  • 商業不動産市場は好景気を背景に持続的成長が続くとの強気の見通しがなされている。2015年の米国の雇用増加数は年間で290万人と予想され、過去平均の120万人を大きく上回る。雇用の増加により不動産需要(特にオフィス・集合住宅)が高まり、失業率の低下により賃金の上昇が始まることも好材料である。
  • 【図表1】は『商業不動産の取引額』の推移である。2015年は前年比+11%増の4,700億ドル、2016年には5,000億ドルに達する見込みで、不動産投資の拡大が予想されている。
  • 【図表2】は『商業不動産担保証券の発行額』の推移である。同証券は不動産投資の重要な資金調達ツールである。その『発行額』は2015年が1,150億ドル、2016年が1,330億ドルと増加が予想されている。
  • 【図表3】は『商業不動産価格の上昇率』の推移である。2014年は昨年4月時点の予想+7.0%(棒グラフ上の○印)に対し、実績は+13.0%と、予想を大きく上回った。2015年、2016年の予想も上方修正された。2016年でも+7.5%と高い上昇率が予想されており、過去14年平均の+5.3%を大きく上回る。
  • 【図表4】は『商業不動産投資の収益率』の推移である。2014年は、昨年4月時点の予想は+9.4%であったが、実績は+11.8%と、予想を上回った。2015年、2016年の予想も上方修正された。いずれもULIが予想する10年国債利回り、2015年2.6%、2016年3.0%を大きく上回る。
  • 主要セクターの賃料上昇率予想も上方修正の傾向にある。①2014年上昇率を昨年4月時点の予想と実績を比較した。②2015年上昇率予想を昨年4月時点と今回を比較した。
図やグラフ
図やグラフ
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