ETFの特徴
ETFが上場廃止になることはありますか? その場合、投資家にはどんな影響がありますか?
ETFが上場している金融商品取引所には上場廃止基準があり、その基準に抵触すると上場廃止になることがあります。
例えば、上場されたETFには、対象となる株価指数等に連動することなどが求められていますが、それらを満たすことができなくなった場合は上場廃止基準に抵触します。
また、運用会社(委託会社)がETFを繰上償還して上場廃止となる可能性もあります。
上場基準を満たせなくなった場合は、上場廃止となるおそれがある監理銘柄、もしくは、上場廃止が決定された整理銘柄に指定されます。
最終的な上場廃止までの間、売買は可能ですが、流動性が著しく低下して、思うように売却できなくなる可能性があります。
最終的に上場廃止になると、市場での取引ができなくなります。
上場廃止後は受益者(=ETFの保有者)に受益権の口数に応じて信託財産が返還されます。