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インド金融政策(2018年8月)


〜RBIは2会合連続で政策金利を引き上げ〜


2018年8月2日

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<RBIは2会合連続で政策金利を引き上げ>

8月1日(現地)に開催された金融政策委員会において、RBI(インド準備銀行)は政策金利であるレポ金利を0.25%ポイント引き上げ、6.50%にすることを決めました。また、MSF(貸付ファシリティ)金利を6.75%に、リバース・レポ金利を6.25%にそれぞれ0.25%ポイント引き上げることにしました。前回6月の会合に続いて2会合連続での政策金利の引き上げとなりました。

今回の利上げは市場予想通りの結果でした。

<インフレ率の上昇リスクの高まりが利上げの背景>

声明文では、インフレ率が上昇するリスクが高まったことが今回の利上げの背景として示唆されています。米中貿易摩擦懸念などによるグローバル金融市場の混乱に伴う通貨安や原油価格の上昇、インフレ期待の上昇などが物価の上昇につながることが警戒された模様です。

足元でインドのインフレ率は上昇が続いており、7月に発表された最新のCPI(消費者物価指数)も前年比+5.00%と前月の+4.87%から加速し、RBIのインフレ目標である+4.00%を上回り続けています。

<高い経済成長の見込みやインフレの抑制を目指すRBIの姿勢がインド・ルピーの下支えに>

今後のインド・ルピーをみる上では、米国の追加利上げ観測の高まりに伴う米国金利の上昇をきっかけに、新興国からの資金流出懸念が高まったことは、引き続き懸念材料です。また、足元ではやや落ち着いた動きとなっているものの、原油価格の上昇は国内で消費する原油の多くを輸入するインドにとっては貿易赤字の拡大などを通じて通貨安要因となりえます。

ただし、インドでは農村経済の回復や堅調な投資活動などによって高いGDP(国内総生産)成長率が見込まれることはインド・ルピーを下支えする要因になるとみています。また、RBIはインフレへの悪影響を予防するためにインド・ルピー買いの為替介入を行っているとみられます。

RBIは今後の金融政策については中立の姿勢を維持していますが、原油価格の再度の上昇などを受けてインフレ率がRBIの予想以上に上昇した場合にはRBIが一段の利上げに動く可能性が考えられることも、インド・ルピーを下支えするとみています。

以上

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